出題傾向(国語)

【1】出題頻度と過去出題表

【2】出題傾向

【3】来年度の対策

1.出題頻度と過去出題表


 

出 題

A、B両方出題

片方出題

※ 出題頻度の計算方法 ※

 ・AB両方出題=「2点」

 ・片方出題=「1点」

とし、21~29年の合計から100%換算。

 

出 題 頻 度

S+

100%(毎年AB出題)

S

80%以上(毎年出題)

A

50%以上(毎年出題)

B

25%以上

C

25%未満


ー 過去出題表 ー

※ほぼ毎年◎や△が入っているところは、学習優先順位が高い。

  頻度 29 28 27 26 25 24 23 22 21
 主題・表題 B        
 大意・要旨 S+
 情景・心情 A     △ 
 内容吟味 S+
 文脈把握 S
 段落・文章構成 B          
 指示語の問題 B    
 接続語の問題 A
 脱文・脱語補充 S
 漢字の読み書き S
 語句の意味 B        
 熟語 A    
 ことわざ・慣用句 C              
 品詞・用法 C              
 古文の口語訳 A
 表現技法・形式 C            
 論説文・説明文 S
 小説・物語・伝記 B    
 随筆・紀行・日記 A  
 古文 A
 漢文・漢詩 B    
  頻度 29 28 27 26 25 24 23 22 21

※ 過去9年 出題なし ※

・筆順、画数、部首  ・同義語、対義語

・仮名遣い      ・短文作成

・作文(自由、課題) ・文と文節

・敬語        ・文学史

・書写        ・記録文、報告文

・詩         ・和歌(短歌)

・俳句、川柳     ・会話、議論

・聞き取り


2.出題傾向


現 代 文

 

 ①現代文読解2問

 =論説文が1題、随筆または小説が1題が多い。)

 

 ②記述問題

 =80字程度(与えられた書き出しの語に指定の語句を用いてまとめる問題)

 

 ③知識問題

 =漢字(読み書き)出題。同じ漢字を用いる熟語を選ぶ問題。四字熟語も。

 

 ④文学的文章(小説・随筆)が昨年度からなくなった。

 =受験生と同年代の主人公の小説が出やすい。

 

 ⑤本文中の内容や、登場人物の心情を問う問題が主。

 

   古文・漢文  

 

 ①現代語訳がつき、両方を読んだうえで、内容の把握や大意などを問う読解力を問う問題。

 

 ②漢文・・・書き下し文で出題。

 

 ③細かな古語の意味よりも、文章全体の流れを読み取り、その中で意味や内容をとらえる問題。

 

 ④適当でない選択肢には明らかに間違っている内容が含まれている。

 

3.来年度の対策


項目 対 策
記述問題

 80字程度で文章内容(本文の一段落や傍線部の内容)を要約したり、短い作文を書いたりする練習をする。

漢字  漢字の読み書き、四字熟語の確認をする。
文章  説明的文章を重点的に学習する。(文学的文章(小説・随筆)が昨年度よりなくなった)
正誤問題  【新傾向】会話の正誤問題が出題され始めた。
難易度  28年度より難易度が高まってきている。